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よんいちぜろ
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CATEGORY : にっき
ヴィルヘルムスについて本気出して語ってみた。
DATE : 2010-09-21-Tue  Trackback 0  Comment 0
ヴィルヘルムスに夢中です。410です。
9月中に歌えるようになりたいです。
もとはW杯の時にいろんな国について調べてて気になってーって感じだったけど、これがまた。詩がすげーんだ。
さあ、今日は語るよー!

ヴィルヘルムス、正式名称「ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ(Wilhelmus van Nassouwe)」はオランダ国歌です。たぶんメロディ聞けばみんな「ああーw」ってなると思う。
メロディーが国歌の中では最古だそうで。ちなみに歌詞が最古は日本だという。君が代の歌詞はもとは平安時代のものだそうだ。それを聞くと君が代問題ってなんだったんだ……。
ヴィルヘルムスは元々あった曲なんだけれども、国歌には採用されてなかったんです。それを、人気だからってまあ、国歌を食って、取って代わっちゃったつえー曲です。

形式としては、オラニエ公ヴィルヘルムス=ナッサウ伯ウィレムさんが民衆を鼓舞するっていう。ま、ウィレムさんの一人称ですね。
この曲について語ろうと思うと歴史について語んなきゃいけないんだけど、噛み砕いていくよー!
まず、この曲の舞台になってんのはオランダ独立戦争です。スペインから独立しようと思ってます。ちなみにこの曲が書かれた時、ウィレムさんは亡命中でした。
で、ウィレムさんがみんなを鼓舞していくわけですが、こう、いろいろとね、まわりくどーい言い方をするわけよ。自分たちはスペイン王に誠心誠意仕えてきたのにみんな苦しいしーとか、神様許してくれるしーとか。
なぜかというと、当時のドイツの偉い人やら、世界のいろんな国の共感とか支持されないと、フルボッコにされたわけですよ。
独立するためには、国際社会からハブられないようにしないとね。当時は神聖ローマ帝国とかあったからね。ヨーロッパの結びつきが強かったんです。
だから、王様には仕えてきたんです、なのにひどいんですと、そこを強調してくるわけです。
この曲のすごいところは、15番まで使って延々ウィレムさんが正当性を訴え、かつ鼓舞してくるというところだ。あれもあった、これもあった、だがしかし俺たちは今立ち上がらねばならぬ!と。そういう感じです。過去の戦争やら弟やらまで持ち出してくるんだぜ。

だがしかしそれだけじゃない。この曲がすげーのは詩です。
15番までの歌詞の一番最初の文字を取ると、なんと曲名の「WILLEM VAN NASSOV」になるんですね。オランダ語の古いほうのつづり「ナッサウ伯ウィレム」です。
で、英訳歌詞も、頭文字をとっていくと「WILLIAM OF NASSAU」になるっていうね。訳したらこっちも「ナッサウ伯ウィレム」。すげえ!
さらに、この曲は1番-15番、2番-14番、という風に内容が対応しておるのです。
ま、15番もありゃ内容も合わせられるんじゃね?というのは置いておいて。
1番で言ってたことへの答えというか、まあ結局これが言いたいんだよっていうのが15番で出てきたときの、「はぁー」っていう納得の感覚ね。小説でプロローグとエピローグがつながった感覚に近い。
どんだけすげー詩だよと思ったらこれ当時は普通だったらしい。オランダすげえ。


わたしが面白いなーと思ったのは、今メインで歌われてる1番は、正当性を主張するために「スペイン王に忠実だぜ俺」って言ってるとこなんですよね。
だから何も知らずに聞くと、オランダ国歌なのにドイツとかスペインとかの話ばっかしてるぞコイツ!ってなります。
私はドイツの血筋だ!とか、スペイン王に忠実だ!とかね。
だからワールドカップの試合はちょっとシュールだったよね。スペインの国歌には歌詞がなく鼻歌で、オランダの国歌は「スペイン王!」っていう。まあ、いろんなニュースで言われてたけど。
あとは6番も歌われるけど、こっちは「おお神よ!」ってかんじです。神様信じてる!俺お前のこと信じてる!っていう。

もうとにかく最初から最後までアピールですごいんです。
目を通すとほとんど小説を読んだ気分になります。小説っていうか、随筆?
さすがに今和訳する元気はないけど。本当は歌詞も載せちゃえと思ってたけど前がんばって和訳したやつどこにやったか忘れちゃった。
まあたぶんググれば出てくると思います。見たい人はそちらへ。
あと国歌とかならさほど難しい文章ではないので、英語がある程度できればなんとなーく気配で読み取れます。ヴィルヘルムスはもとが古い文体なので若干引き継がれててやりづらいかもだが、ドイツ語と似たり寄ったりだし。
とりあえず1番だけぺた。引用元はオランダ版ウィキペディア。詳しいからおすすめされたが、オランダ語('A`)
まあ日本語版より情報量が多くてよいのではないだろうか。


Wilhelmus van Nassouwe
ben ik, van Duitsen bloed,
den Vaderland getrouwe
blijf ik tot in den dood.
Een prinse van Oranje
ben ik, vrij onverveerd,
den Koning van Hispanje
heb ik altijd geëerd.



Duitsen Bloedがドイツの血筋、Prinse van oranjeがオラニエ公。Koning van Hispanjeがスペイン国王ね。
俺はナッサウ伯ウィレム、ドイツの血筋、死ぬまで祖国に忠実でいるぜ。自由で大胆なオラニエ公、スペイン王にはいつも忠義を尽くしてきたんだぜ。ってかんじです。意訳にもほどがある。


っていうね!
15番までを必死に読み解いていくのが楽しかったりします。途中で心折れて翻訳サイト探したりするんだけどねー。
誰か語り合ってくれればいいと思うよ。
とりあえず歌えるようになりたいです。ていうか国歌も勉強して徐々に歌える曲を増やしていって、最終的に国名言われたら即座に歌える、くらいが理想。がんばろー。

たまにこういうことを語りたくなるだけなので、気にしないでください。知識を得るとしゃべりたくなるだけなの。
次はラ・マルセイエーズについて語りたいな。クラシックに使われた例とか、昔実は禁止されたこととか。
あーそれでいくと国歌改正案が出てるほかの国の話もしたいなー。
国旗についてもいつか話したいなあとつぶやいて、おやすみっ!

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